洗い物の基本①理論編


料理
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洗い物は、家事初心者の男性も比較的手伝いやすい家事の1つです。同時に、めんどくさくなりやすい家事でもあります。料理はする男性でも、洗い物はしないせいで(実は)家族の反感を買っているなんてことも汗。とは言え逆に言うと、男性が洗い物をすればパートナーのめんどくさい気分を解消することができます。

洗い物ができると、ちょっと家の中の空気がよくなるかも?というわけで、洗い物の理論編としておすすめの洗う順番をまとめました。ぜひ参考にしてみてください!

なお理屈はいいからとにかく洗い方を知りたい、という方は下のリンクから実践編をチェックしてみてください。

洗い物の基本②実践編

洗い物はなぜめんどくさくなるのか?

そもそも洗い物をやりたくない理由は何なのでしょう?おそらく男女問わず、めんどくさいという気持ちが強いのではないでしょうか。では、なぜめんどくさいと思ってしまうのでしょう?個人的には、すぐにやらないからだと思います。

後回しにするほどやる気がしなくなる。宿題と同じです。気分の問題ですね。そして物理的にも、時間が経つほど汚れが落ちにくくなります。そのせいでかえってやる気がしなくなってしまうパターンもあるのではないでしょうか。

確かに、調理器具+食器類まとめていっぺんに洗おうとすると、量が多くて大変です。そこで管理人的には調理器具と食器類に分けて洗うのをおすすめします。我が家もそうしています。料理の後すぐ・または食後すぐに調理器具をまず洗ってしまうんです。そうしたら食器類は水につけておき、あとで調理器具を片づけてから洗います。

また、1人暮らしでないのなら調理担当と洗い物担当と分担し合うのも1つの方法です。食器類は自分の分は自分で洗うことにするのも負担を減らす一策です。我が家も、子どもたち含めて自分の使った食器は自分で洗うルールを導入しています。

自分の仕事ではない?オーナーシェフではありません

料理した人が、洗い物は自分の仕事ではない・自分のやることではないと思っている場合もあるでしょう(おそらくほぼ男性)。それはやっぱりよろしくない考え方です。料理していない方が片づけ・洗い物を担当する、と分担しているのなら構いません。しかし例えば、普段は女性が料理&洗い物をしている。休みの日は男性が料理する。でも洗い物は女性。これは不均衡、不平等です。

料理はするけど片づけはしないなんてことが許されるのって、レストランの先輩シェフぐらいです。いつでも料理・片づけを分担するか、いつでも料理・片づけを同じ人がやるか、どちらかにルール化しましょう。あるいは料理以外のところでほかのタスクを引き受けるか。ともかく家族の間に不平等感が生まれないようにすることが大切です。

では、ここからは調理・食事の後片付けについて見ていきます!

効率的な洗う順番を考える

まず大まかには、先にもお話したように調理器具→食器がいいと思います。ご飯を食べ終わって食器を洗おうかというときに、シンクに調理器具が残っているとやる気半減ですよね。というかやる気激減になってもやむをえません。先に洗えるものは洗って、スペースを空けましょう。

使った調理器具をいったんよけておくスペースがあるのなら、逆に食器→調理器具の方が楽かもしれません。その場合は調理器具は水に入れてつけおきしておきましょう。いずれにせよ、少量でないなら調理器具と食器は分けて洗った方が楽です。

次に問題になるのは、その中での順番。例えば調理器具をまとめて洗うにしても、調理料を計量したスプーンやカップ、食材を入れていたザルやボウル、調理に使った鍋やフライパンなどいろいろあります。これらのうちどれから洗うのか?ということです。

調理器具を洗う順|大→小パターンと汚少→汚多パターン

大きいもの→小さいものの順に洗う考え方と、汚れが少ないもの→汚れがひどいものの順に洗う考え方があります。どちらの場合も、まとめて洗ってまとめてすすぐのが基本です。1つ洗うごとにすすいでいると時間と手間がかかってしまいます。ただし洗い物が多いときは、2~3回に分けて場所を空けながら洗っていく方法もあります。

大きいもの→小さいものの順に洗うと、いったん大きいものの上に小さいものを重ねていくことになります。例えばフライパン→ボウル→スプーンやカップの順に洗って、フライパンの上にボウルを重ねてその中にスプーンなどを入れていく形になります。

泡を流すときは、逆にスプーンやカップ→ボウル→フライパンと小さいもの→大きいものの順になります。こうすると水切りカゴに入れていくのが楽です。

大きさよりも汚れの度合いを優先して「汚れが少ないもの→汚れているもの」の順をすすめる人もいます。確かに、汚れがひどいものを先に洗うとスポンジが汚れたり油っぽくなって、逆にほかのものに汚れを付けてしまうことがあります。

また、汚れが少ないものから洗うと、洗剤を足す必要がなく少ない洗剤で洗えるという意見もあります。

調理器具を洗う順|管理人お勧めは大→小パターン

管理人の場合は、よほど油汚れがひどいもの以外は大→小の順番で洗っています。我が家はシンクが小さいので、大きなものから洗って重ねていきスペースを空けたいからです。

また、汚れが少ないものから洗ったからといって洗剤が少なくて済むと思っていません。確かに汚れが少ないものを洗っている間は、洗剤を付け足さずに洗い進められます。しかしそうは言っても泡の力は弱まっていきます。弱まったところで汚れがひどいものを洗っても、全然汚れが落ちません。結局そこで洗剤を足すハメになります。

油汚れがひどいものは他に汚れを移さないよう最後に洗いますが、それ以外は大きさ優先で洗っています。ただし、台所の環境(シンクの大きさ・洗い物桶の有無や大きさ・食洗器の有無など)にもよります。そこはご家庭に合わせてください。

食器を洗う順

食器類も、基本は大→小の順で洗います。油汚れがひどいものは最後に洗うのも調理器具と同じです。

なおグラス類は先にまとめて洗うのをおすすめします。理由は2つ。まずグラス類の場合、洗い物をしている間もシンクに置いておくと、割れるリスクが高まります。割れにくい製品ならいいのですが、グラス類は割れやすいのが一般的です。グラスに限らず割れやすいものは先に洗ってすすぎ、シンクの外へ避難させましょう。

次に、グラス類は油汚れなどついていないのが普通です。先ほどもお話したように、油汚れのないものを先に洗った方が、油汚れが移ることもありません。牛乳やクリーム入りの飲みものを飲んだら動物性の脂が付いているかもしれませんが、料理の油ほど汚れませんよね。

まとめ

洗い物は家事ビギナーにも比較的ハードルの低い家事です。「帰りが遅くて家事の分担ができない」という男性でも、水につけておいてもらえば帰宅してからでもできます。そういう意味でも分担しやすい家事なので、ぜひチャレンジしてみてください!

こちらは理論編ですが、具体的な洗い方は「実践編」にまとめました!ぜひ下のリンクからチェックしてみてください。

洗い物の基本②実践編

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