料理をする男性でもよく言われる問題、「作っておしまい問題」。そう、洗い物や片付けはせず、調理が終わると「あとは弟子のお前たちがやっておくように」みたいにそっからは何もしないパターン。
お料理パパの皆さん、それではいけません!分担する・しないは家庭によるでしょうが、片付けや洗い物もできてこそ真のお料理パパ・家事パパです。というわけでここでは調理や食事の後片付けのお話をまとめます。やり方が分かれば何も難しくありません。夫婦円満の第一歩に!
調理の後片付けには何があるのか?
調理後の後片付けとして、具体的には次のようなことがあります。
- 洗い物(調理器具・食器類)
- 水切り・乾燥(調理器具・食器類)
- 水切りできたものの収納
- ゴミまとめ
- シンク周りの汚れ取り
- コンロ周りの汚れ取り
洗い物と水切り・乾燥、ゴミまとめは必須ですね。シンク周り・コンロ周りの汚れ取りも、毎回調理後にやった方がいいと思います。収納は家庭により直後にはやらないかもしれません。
ここでは、ゴミ・シンク・コンロの後始末、そして調理しながらできる片付けについてまとめます。
なお洗い物と水切り・乾燥の基本については、こちらの記事をお読みください!
ゴミまとめ
ゴミをまとめるには、分別が大切です。分別は自治体によってルールが異なります。お住まいの自治体のルールで分別してください。
料理していて出るゴミは、生ゴミと食材の包装がほとんどですよね。生ゴミの水気は切ってから捨てましょう。三角コーナーを使っているご家庭も多いでしょう。
生ゴミは排水口のゴミ受けにそのまま流している人がいるかもしれません。好き嫌いの問題ですが、管理人はそれが実は嫌いでして汗。排水口にゴミが溜まっていると、水が流れずに溜まることありますよね。アレが嫌いなんです。調理が終わったら、その都度ゴミを取り除けばいいのかもしれませんが…。
そこで管理人は、生ゴミはそもそもゴミ受けに流しません。スーパーの野菜って袋に入っているのが多いですよね?野菜を使い切れば包装はどうせ捨てます。そしてだいたい毎食何かしら空になる包装が出ます。野菜くずや皮は空いた包装に入れていき、調理が終わったらそのままゴミ箱へ。基本的にそうしています。下の写真は豆腐の空パックにゴミを入れたときのものです。
ちなみに、においが強いゴミを入れておくのは食パンの袋が最強です。
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パンの袋はポリプロピレン製なのですが、においを通しにくいんだそう。袋だけでも売っていますが、食パンを食べ終わったあとの袋でもまったく問題ありません。生ゴミのほか、赤ちゃんがいるご家庭ならおむつとかにも使えます。ちなみに、袋だけで売っているものは1斤用と半斤用があります。
シンク周りの汚れ取り
調理のあと毎回きっちりキレイにする必要はありませんが、さっと汚れは流しましょう。調理の直後よりは洗い物が済んだタイミングの方がいいと思います。シンク内の細かいクズや洗剤の泡などを水で流します。シンク周りの水滴や水撥ねはそうじの最後に拭きとります。
さらに必要なら水垢をこすり落として磨きます。ただ、こちらはちょっと本格的な掃除なので、調理後とは限りませんね。汚れが目立ってきたタイミングでやるか、定期的にやるかどちらかでしょう。
管理人宅は週に2回、燃えるゴミの日の前日と決めてシンク磨きをしています。中性洗剤+スポンジ(シンク専用)でごしごし。さらに排水口もゴミ受けのネットを外して、ゴミ受けを洗剤でごしごし。そのまま一晩ゴミの水切りをしておき、翌朝新しいネットに付け替えてゴミを捨てています。
シンクを磨くときは、管理人はこれ↓一択です。もう5年ぐらいはこれしか使ってません。
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コンロ周りの汚れ取り
コンロ周りの掃除も、調理のあとはざっと行うぐらいで本格的には別のタイミングが楽でしょう。コンロや壁に跳ねた汚れを拭きとるぐらいでしょうか。
洗剤を使うかどうかですが…。
管理人の場合は、基本的にコンロの天板の汚れは濡れ布巾で拭きとります。汚れが落ちにくいときは、次の手順できれいにします。
- びしょびしょに濡らした布巾で一度拭いて濡らす
- 中性洗剤を付けたスポンジでこする
- 浮いた汚れと泡を、固く絞った布巾で拭きとる
スポンジは食器用のものを使ってしまいます。気持ちの上で抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、天板の汚れは食器と同じく口に入るものの汚れだからです。
壁の掃除方法は素材によります。管理人宅はタイルなので、コンロの天板と同じく普段は濡れ布巾で拭きとり、汚れがひどいと中性洗剤+スポンジでこすります。
本格的にやるときはキッチンの油汚れ用の洗剤を使いましょう。そちらについては別記事でまとめます。
コンロ・壁とも、その日についた汚れはその日のうちにざっととっておいた方がいいです。本格的な掃除は別の日にやるにしても、その方がひどく汚れることがなくなります。
調理しながら片づける
調理後の後片付けを楽にするには、調理中もできる範囲で片づけていきます。使い終わったザルやボウル・計量カップやスプーンなどの調理器具は途中でも洗っておくことができます。
ただし正直なところ限度はあります。鍋やフライパンは調理中に片づけるのは難しいです。ご飯を作る人としては、できることならできたて・温かいものを食べてほしいと思いますよね。そう思うと先にできた料理もよそらずにおいて、全部できあがったら一気によそっていくことになるからです。
よそった直後・食べる前に洗うのも一つの方法ですが、どうせなら家族といっしょに食べたいですよね。管理人は、鍋類は食後に洗うと割り切っています。
洗い物を減らす
また、洗い物そのものが増えないように、調理するときも工夫しましょう。道具を使う順序を、汚れにくいものを先・汚れやすいものを後にすると、同じ道具も洗うことなく続けて使うことができます。具体的に見ていきましょう。
食材を切る順番
野菜を先に切ってから肉・魚を後に切ります。肉・魚を先に切るとその都度まな板と包丁を洗わなくてはなりませんが、後に切ることでその手間を省くことができます。ちなみに肉・魚を先に切った場合、まな板と包丁を洗わず続けて野菜を切ってはいけません。たとえば肉のあとそのままにんじんを半分に切って使わない半分は冷蔵庫へ、というのは絶対にいけません。ただし全部加熱してすぐ使うならOKです。
野菜は汁気のないものを先に、あるものを後に切ります。例えばサラダを作るとき、汁気のないキャベツを先に千切りにして種に汁気のあるトマトを後に切ります。これでひと手間省けます。
野菜など植物性で油気のない食材なら、切ったあとのまな板・包丁も水洗いで大丈夫です。それも手間と時間(と水・洗剤)の節約になりますね。
可能な範囲で使いまわす
切った食材をボウルなどに移しておく場合、可能なら洗わずに使いましょう。汁気のない野菜などは洗う必要がありません。少量の野菜なら、あとで料理を盛り付ける器を使うのも手です。
計量スプーンやカップは、砂糖や小麦粉など粉状のものを先に量ります。その後で醤油や酒など液体を量ればそのまま使えます。
まとめ
後片付けは、慣れればまったくなんてことない作業です。ちゃっちゃとこなしてイケてる家事パパをめざしましょう!
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