洗濯機で洗濯するのは、家事初心者にもチャレンジしやすい家事の1つです。ふつう干すところまでワンセットなので干し方は覚えることもありますが、洗濯自体はカンタンです。
というわけで、まずはサクッと洗濯機の洗濯の仕方をマスターしちゃいましょう!
洗濯機による洗濯の流れ
今は洗濯機というとほぼ全自動の1槽式が基本なので、基本的にはスタートボタンを押して洗剤を入れたらあとは待つだけです。では待っている間に洗濯機は何をしているのかというと、ふつうはこんなことをしています。
洗う→すすぐ×2回→脱水
すすぎは2回に設定されているのが一般的です。洗いとすすぎの後も脱水しています。よって正確には3回脱水しています。全自動なので時間など機械が勝手にやってくれますが、細かく指定したければ設定することもできます。
溜まったら?毎日?洗濯のタイミング
洗濯は、溜まったらやるパターンと毎日やるパターンがあります。どっちがいいというのは特になく、その家庭の考え方で決めましょう。1人暮らしや人数が少ない家庭では溜まるまで待つかもしれませんし、大人数なら毎日やらないと追いつかないかもしれません。
その他、天気やその日の都合でもペースが変わる場合もあります。天気悪いから今日はできないとか逆に明日からしばらく雨だから今日は少ないけど洗濯しとこうとか。今日は干してる時間がないから止めとこうとか。まあ基本のペースは決めておきつつ、そこは臨機応変にどうぞ。
洗濯機NGのもの
洗濯機で洗濯できない服もあります。生地・素材が洗濯機に向かないものと、形や作りが向かないものとあります。
素材がNG
まず、服の内側にある洗濯表示をチェックしてみてください。水洗い不可のマークのあるものは洗濯機NGです。下の写真中、赤い〇で囲んであるのが水洗い不可のマークです。
水洗い不可のマークがあるもの、あるいは下の素材の服はクリーニング屋に持っていくのが無難です。
- 革(色落ち・カビができる)
- ウール(縮む)
- カシミヤ(縮む)
- アンゴラ(縮む)
- レーヨン(縮む)
- 麻(シワができる)
- ベルベット(起毛が傷む)
ただし、製品によっては洗濯できる場合もあります。洗濯表示を見てみてください。その場合も手洗いで優しく洗ったり適した洗剤や洗濯機の選択モードを選んだりして洗いましょう。
アウターも基本的にNG
また、型崩れしやすいのでアウター類もNGです。例を挙げます。
- ジャケット、スーツ
- コート
- ダウン
想像つくと思いますが一応念のため。ダウンはクリーニング屋に出しても失敗されてしまうことがあるぐらいです。洗い方を指南しているサイトや本もありますが、ちょっとマニアックです。洗濯道を極めたい人限定で、しかもある程度慣れてからにしましょう。
上記以外もアウター類は基本NGですね。ただし最近は丸洗いOKのスーツもあり、そういう例外はOKです。自分で洗えないものはプロに任せてしまいましょう。
洗濯する物を集める
洗濯するには、洗濯物を集めなくてはいけません。当たり前ですが。多くのご家庭では、脱衣所や洗濯機のそばに洗濯かごを置いて、各自カゴに入れているのではないでしょうか。それが楽ですよね。
でも子どもがいるとこれが当たり前じゃなくなったりします。居間で靴下を脱いでそのままとか、ソファーの下に落っこってたとかよくあります。というわけで、洗濯は必要に応じて家の中をパトロールしてからにしてくださいね。あ、自分があっちこっちに脱ぎ捨ててるのは論外ですよ笑。
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洗濯機に入れる前に
さて、洗濯物を集めたら洗濯機に放り込むわけですが、その前にちょっとだけ気を付けたり考えたりしなければいけないことがあります。
ポケットの中をチェック
まず、ポケットの中に何か入っていないかチェックしましょう。とくに子どものボトムスですね。洗濯済んだと思ったらティッシュが入っていて大惨事、は誰もが経験することでしょう。洗濯に支障が出るわけではありませんが、管理人宅では子どもの体育着のズボンから鉛筆とか意味不明なものが出てくることもあります汗。
大人も、車のスマートキーとかICチップ入りのカードなど入っていないか要チェック。ふだんとちょっと違うことをして無意識にポケットに入れてそのまま忘れてた、なんてことも時々あるでしょう。
ちなみに管理人は、スマートキーを洗濯したことも、会社で借りている駐車場の通行カードを洗濯したこともあります汗。参考に…スマートキーは乾かしたら大丈夫でした。通行カードは読み取れなくなり、自腹で再発行してもらいました苦笑。
分けた方がいいもの
まとめた洗濯物の中には、ほかの大多数とは分けて洗った方がいいものがいくつかあります。
- 色落ちしやすい服(新しい濃い色の服、デニムなど)
- 汚れがひどい服
色落ちするとほかの服に色が付いてしまいます。分けた方がいいです。どうしてもまとめてやりたいなら、洗濯する前に色落ちしないかチェックしましょう。洗剤を溶かした水に服の目立たないところを浸けてしばらくおき、色落ちしていたらNG、していなければOKです。
汚れがひどい服は、洗濯機で洗濯する前に汚れを落としておけばほかの多数と一緒に洗えます。
一度に洗濯or2回に分けるを判断
分けた方がいいものがあるときは、1回で済まさず2回以上に分けて洗濯しましょう。また、単純に洗濯物が多いときも分けます。多いときは、同じ日に2回洗濯するパターンと、一部だけ洗って残りは日を改めるパターンがあります。都合に合わせてどうぞ。
別の日に回すなら、汚れの少ないもの・すぐには使わないものを後に回しましょう。
ネットに入れる
傷みやすいもの、逆に傷めやすいものはネットに入れて洗いましょう。女性向けアイテムが多いでしょうか。レースなどのついた女性用の下着や薄手のストッキングは傷みやすいです。逆にブラジャーなどは金属のフック部分などがほかの服を傷めやすいです。もちろん傷みやすいもの・傷めやすいもののネットは分けます。
そのほかシワになりやすい服もネットに入れよとよく言われていますね。…うちは入れてませんが汗。
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表裏
お気に入りのTシャツや柄物のシャツなど、色褪せを防ぎたい服は表裏ひっくり返して洗います。色褪せを遅らせることができます。何でもいいので、自分の持っている色付きのTシャツやシャツの表の色と裏の色を比べてください。裏返さずに洗濯しているなら、裏の方が濃さを保っているはずですよ。裏返して洗濯していれば、大事な表に見える方をそうできます。
裏返して洗濯すると、縫い目のところなどからほつれる/傷むという意見もあります。しかし管理人は気にするレベルではないと考えています。
洗濯機を回す
その日洗う洗濯物を洗濯機に入れたら、コースを選んでスタートを押すだけです(機種によって多少違いがあるかもしれません)。あとは洗濯物の量に合わせて洗剤を入れるましょう。洗濯機に洗濯物の量(というか水の量)が表示されます。洗剤の容器に、水の量別にどのぐらい洗剤を入れるのか表示があるのでその量を入れましょう。
全自動なら後は待つだけです。水は、水道でなくお風呂の残り湯を使うご家庭があるかもしれません(管理人宅もそうです)。そういう場合は、ご自宅の洗濯機の取扱説明書を見て操作・設定してください。雑菌の繁殖を防ぐため、(少なくとも最後の)すすぎは水道水の方がいいと言われています。
洗剤
基本は弱アルカリ性の洗剤、おしゃれ着用には中性洗剤を使います。形状も、粉末・液体・ジェルボールなどのタイプがあります。それぞれの特徴は次の通りです。
コスト | タイプ | 洗浄力 | その他 | |
粉末 | 〇 | 弱アルカリ | ★★★ | 水が冷たいと溶けにくい |
液体 | △ | 中性 | ★★ | 生地を傷めにくい |
ジェルボール | △ | 中性 | ★★☆ | 計量できない、できれば涼しい所に保存 |
その他、商品によって香りもいろいろです。トータルで選んでください。
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柔軟剤
柔軟剤を入れると、洗濯物が柔らかく仕上がります。洗濯機の柔軟剤投入口から入れましょう。香りが付いたり防臭・消臭・静電気防止・抗菌などの効果があるものもあります。洗浄力はないので、柔軟剤を入れたからと言っても汚れがさらに落ちるということはありません。
洗濯が終わったら
洗濯が終わると、アラーム音が鳴ったりしてお知らせしてくれます。早めに干すようにしましょう。時間が経つと雑菌が繁殖してにおいの原因になります。
詳しい干し方はこちらの記事にまとめました!
まとめ
全自動の洗濯機であれば、機械的にできる作業ばかりだとおわかりいただけたと思います。あとは実際にトライあるのみ!ぜひ干すところまでまとめてやってみてくださいね。
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